突然ワンちゃんが息苦しそうに「フガフガ」言い出したらビックリしますよね?
でも、もし呼吸の様子が元に戻ったあと何事もなかったようにケロッとしているなら、それは “逆くしゃみ” かもしれません。
犬の逆くしゃみは人間の “しゃっくり” みたいなもので、たまに起こるけどそれほど心配しなくてもいい症状のようです。
この記事は、フガフガの症状を見て心配になった飼い主さんに向けて書きました。
症状が治まってケロッとしていたら逆くしゃみの可能性
これは実際に凜太郎が小さい頃に逆くしゃみの症状が出たときにスマホで撮った動画です。
最初にこの症状が出たときは本当にびっくりして。しかもこれ、飼いはじめて1ヶ月後くらいだったので余計に心配になりました。
すぐにネットで調べてみたら逆くしゃみかも知れないと。
フガフガが治まったらいつも通り元気にしてたし食欲もあったので暫く様子を見ることにしました。
で、何日か経ってまたフガフガ始まったので動画の撮影。
ちょうど他の用件で動物病院に行く予定だったので、そのとき先生に動画を見てもらったらやっぱり「逆くしゃみですね」
豆柴でも逆くしゃみをするの?それって治るの?
一般的に逆くしゃみは、チワワ、トイ・プードルなどの小型犬種や、パグ、シーズーなどの鼻が短い犬(短頭種)が起こしやすいといわれています。
ミニチュアダックスなんかも結構多いみたいですが、先生は「豆柴で症状が出るのはちょっと珍しいけど成犬になれば治ると思う」と言ってました。
実際、凜太郎の逆くしゃみは生後半年くらいまで月に1回くらい。その後はほとんど出てません。
凜太郎のケースでいうと「子どもの頃にたまに出てたけどいまは大丈夫」といったところでしょうか。
(追記:2歳半を過ぎた辺りからまた3ヶ月に1回くらい症状がでます)
一概には言えませんが、豆柴で逆くしゃみの症状があっても、まだパピーで頻度もそれほど多くなければとりあえず1歳すぎるくらいまでは様子見でいいかもしれませんね。
ちなみに、初めて逆くしゃみが出た頃は首輪をしていましたが、少しでもその原因を取り除こうということでそれ以来首輪を外すことに。
ちょうどこれからずっと首輪をしていくか迷っていた時期でもあったので、これをきっかけにハーネスで散歩することに決められました。
有効な予防手段や対処法はないけど・・
ワンちゃんの逆くしゃみが始まると苦しそうだし見ていて可哀相になります。
有効な予防手段もなく、これといった対処法もないので飼い主としては症状が落ち着くまで待つしかないというのもツラいですよね。
一応、凜太郎には予防策として水をあまり勢いよく(大量に)飲ませないようにしたというのは覚えてます。(今は好きなだけ飲ませてます)
あと、獣医さんの中には「症状が出たら数秒間軽く鼻の穴を押える」という対処法を勧めている方も。
「苦しそうにしているのに鼻の穴を押えるなんて・・」とも思いますが、ネット上ではこれですぐに止まったと言ってる人はけっこういます。
あとは「鼻に息を軽く吹きかけて自分で鼻を舐めさせる」「胸の辺りのさすってツバを飲み込みやすくする」などもあるみたいです。
あまりにもツラそうにしているならちょっと試してみる価値はあるかもしれません。
逆くしゃみなら安心だけど様子がおかしければやっぱり病院
現在の獣医師会では、症状の原因はまだよくわかっていないけれど、逆くしゃみはあくまでも生理的な現象なので健康上大きな問題はないという見解のようです。
中・高年齢になって急に始まったというケースでなければそれほど心配する必要のない症状ということですね。
もちろん、1日に何度も出たり、数分経っても落ち着かない、また「元気がない、食欲がない、舌の色がおかしい」などの症状があればなるべく早く病院に行ってください。
スマホなどで動画を撮れるようなら撮っておきましょう。状況の説明がしやすいです。
ということで、今回の記事は豆柴が逆くしゃみをするという情報があまりなかったので豆柴の飼い主さんの参考になればと思って書いてみました。