豆柴はサークル・ケージ・クレートのどれが必要?大きさのオススメは?

クレートの中にいる凜太郎

このブログは一部でPRを含みますが、メーカーから商品を受け取ってPRを依頼されてはいません

豆柴を室内で飼うときに「サークル」「ケージ」「クレート」のいずれかは必要になりますが・・

この3つの違いって分かりづらいし、実際にどれを用意すればいいか迷いますよね?

この記事は、結果的に3種類すべて購入した豆柴の飼い主が、この3つのうちどれを用意すればいいか迷っている飼い主さんに向けて書きました。

「サークル」「ケージ」「クレート」の違いについても簡単に解説しています。

サークル・ケージ・クレートの違い

まずは「サークル」「ケージ」「クレート」の違いから。

本来の意味は、囲われているだけの柵が「サークル」で、屋根のある囲われた柵が「ケージ(檻)」、「クレート」は運搬用の入れ物というのが基本です。

クレートをバリネンケルと商品名で呼んだり、金属・プラスチックなど素材の違い、さらに形状によって呼び名が変わったりもしますが・・

一般的には、

  • サークル:屋根のない囲いの柵
  • ケージ:屋根のある囲いの柵
  • クレート:キャリングケースにもなるハウス

形や大きさの違いはあるにせよ、こういう認識でいいと思います。

サークル・ケージ・クレート

サークル・ケージ・クレートと凜太郎の歴史!?

凜太郎を迎え入れたときは、右も左も分からなかったので、まずは店員さんに言われるままエサや缶詰、犬用ベッドなどが入ったスターターキットみたいなものを買いました。

そのキットの中に、サークルとトイレがセットになっているものがあったのでそこを居場所にしようと思っていました。

ところが飼い始めて次の日には凜太郎が「出せ出せ!」とジャンプしてアピールすることが度々あって。

そしてその3日後には高さ60cmのサークルからジャンプして飛び出しちゃったんです!一度飛び出したら柵に足を掛けるコツを覚えちゃって、何度も飛び出しましたね。

いやーこれにはビックリしました。

で、急遽ホームセンターに行き、幸いちょっと目を付けていた布製のケージがあったのですぐにそれをゲット。

サークルとケージ

ケージは直径120cmと大きめのものにして、その中に寝る場所としてサークル(トイレ)を入れてたんですが、

さすがに狭かったので1週間後には寝場所としてクレート(ハウスとしての役割も考えて)を購入してサークルと差し替えました。

つまり、凜太郎を飼いはじめて1週間後にはサークル、ケージ、クレートをすべて手に入れたわけです(汗)

いま思えば、いくら豆柴とはいえこのサークルは小さすぎ。まぁ、トイプーやチワワ用ですよね。(幅×奥行×高さ:90×62×60cm)

他は満足してますがこの点だけは店員さんにちょっと騙された感がありました…。

でも転んでもただでは起きないので、今は障子ガード兼、凜太郎のグッズ置き場として利用しています(笑)

凜太郎のグッズ置き場

室内で豆柴を飼うときのオススメはどれ?

どれを用意すればいい?

家の中をフリーにするかしないかにもよりますが、室内で豆柴を飼うなら(災害などにも備えて)とりあえずクレートは必要です。

そのうえで、

家の中をフリーにしない場合は『クレート』と、屋根がなくて開放感のある大きめの『サークル』という組み合わせがオススメです。

組み立て式の柵を使ってなるべく大きく囲ってあげるのもアリですね。

そして、家の中をフリーにする場合はクレートだけでもいいですが、できれば最初の段階では合わせてサークルかケージのどちらかはあったほうがいいと思います。

ワンちゃんを迎えてから1週間は、ここが自分の場所だと教えて安心させるためにサークルかケージで居場所を確保する必要があると言われてますよね。

という意味で言うと、その時期に利用できて、高さも72cmと余裕のある(凜太郎も飛び出せません)この布製のケージはかなりの優れものです。

ケージ兼サークル

チャックで屋根部分の開け閉めもできるのでサークル的な使い方もできますし、後々トイレのしつけにも役立つからとても重宝しますよ。

しかも、これまで凜太郎が網の部分を散々噛んでますが、いっさい破れていないくらい丈夫です。

豆柴用に選ぶときの3つのポイント

1つ目のポイントは、繰り返しになりますが、家の中をフリーにしてもしなくてもクレートは絶対に必要だということ。

クレートに関しては寝床(ハウス)やキャリングケースとして必需品だと思います。

固くて狭い空間は犬も安心すると言いますし、災害時にも必要不可欠です。

2つ目は、サークルを選ぶなら高さは60cm以上あるものにすること。

凜太郎は4ヶ月で60cmのサークルを飛び越えましたから。

まぁ、2ヶ月半とかで迎えれば飛び越えられないはずなので、おそらくその記憶で脳が教育されるとは思います。

ただ、どちらにしても高さが60cmのサークルだと相対的に広さが豆柴には十分ではないでしょう。

3つ目は、クレートは大きすぎるものを選ばないこと。

どうしても人間目線で考えてしまって大きめのクレートを選びたくなりますが、寝るときに犬は狭い空間を好みます。

ちなみに凜太郎はこのクレートのMサイズを選びました。

小さい頃はやや大きめでしたが背丈(首元からお尻まで)が42cm位の今はピッタリ。もっと小さくてもいいくらいです。

クレートの中の凜太郎2
冬場は下に毛布、上にバスタオルを掛けてます

豆柴は成犬時のサイズがどのくらいになるか分かりづらいですが、さすがにLサイズは大きいと思います。

凜太郎が使ってるMサイズのクレート

追記

凜太郎が使っている「リッチェル」のクレートは旧型になってしまったようです。生産終了した影響で価格が高くなっている(1万円以上!)みたいなので新型の方が良いと思います。

⇒ 新型のMサイズクレート

凜太郎はどう使い分けてる?居場所はどこ?

布製ケージを購入した頃は、凜太郎の生活空間は基本的にケージの中で、たまにリビングに離してあげようと考えていました。

で、とりあえず2ヶ月くらいはケージから1日3回くらい出してあげるという生活でしたが、

当時通っていたパピークラスの先生から「家の中は台所以外すべて解放した方が良い」ってずっと言われてて。

ちょっと抵抗はあったんですが、徐々に範囲を広げていって、今では言われたとおりに台所以外はすべて凜太郎の生活空間(つまり家中フリー)になっています。

これに関しては、電源コードや家具かじりなどのイタズラが思ったよりも酷くなかったので助かりました。

ケージとクレートと凛太郎

現状、この3つをどう使い分けているかというと、クレートは寝床として気に入ってるので(これが有り難い)、寝室に置いてあげて夜はそこで寝ています。

ケージは、中がちょっと薄暗くなっていて落ち着くみたいなので、トイレトレーを置いて通常はちょっと大きめなトイレ部屋として使用。

それと、今はケージの中に入れられるのを嫌がるから逆にお仕置き部屋として。悪さをしたときは中に入れて入口のチャックを閉めちゃいます。

整理すると、

  • クレート:寝床&キャリングケース
  • ケージ:トイレ&お仕置き部屋
  • サークル:凜太郎の物置…

本来の目的通り機能しているのはクレートだけ?

・・まぁ、みんなよく頑張ってくれてます。

まとめ

サークル・ケージ・クレートの違いや使い分け方が何となく分かっていただけましたか?

まとめとしては、豆柴を室内で飼うときはとりあえずジャストサイズの『クレート』が必需品。

あとは家の中をフリーにするかどうかで変わってくると思いますが、どちらにしてもある程度は居場所を確保したいところなので好みによってケージかサークルを選ぶ。

もしサークルを選択するなら高さは70cmくらいはあったほうが安心といったところでしょうか。

ちなみにゲージと言ってしまうこともありますが、英語で(Cage)なので「ケージ」のほうが発音的には近いと思います、念のため。

まぁ、ゲージでも柵でもハウスでも意味が通じれば何でもいいんですけど…。

そもそも「サークル・ケージ・クレートの違いをきちんと理解して正しく使いましょう」とか言うつもりもありませんし。

とりあえずこの記事が、3つの違いをスッキリさせるのと、室内で豆柴を飼うときにどれが必要かのヒントになれば幸いです。