【犬の無添加おやつレビュー】自称おやつの達人が選ぶ目的別ベスト3

犬用の無添加おやつたくさん

このブログは一部でPRを含みますが、メーカーから商品を受け取ってPRを依頼されてはいません

犬のおやつは、しつけやご褒美、栄養補給など、毎日いろいろな場面で活躍してくれるのでなるべく品質にはこだわりたいですよね。

できれば余計なものが入っていない、一般的には「無添加」と呼ばれるようなものを与えたいというのが飼い主の気持ちというものです。

でも「無添加のおやつ」というと、どうしても値段が高いというイメージがありませんか?

たしかに体に良いものは与えたいけど、高すぎて継続できないと意味がない。

そこでこの記事では、自称『犬のおやつの達人』が「無添加のおやつ」を選ぶときのコツと、お手頃価格のオススメおやつを紹介します。

もし、コスパに優れている無添加のおやつを探していたらぜひ参考にしてみてください。

意外と曖昧!?無添加の意味とは?

そもそも「無添加」の商品とはどういうものなのでしょう?

一般的には添加物を一切使用していないものと思われがちですが、

実は “天然の添加物” を使用している「無添加」の商品は世の中にたくさんあります。

ドギーマン無添加ささみ

犬用のおやつで有名なドギーマンの「無添加」でも…

良い悪いは別にして、現実的には “無添加” とアピールしている商品のほとんどは(人工添加物・香料・保存料・着色料などの)“合成添加物は使っていない” という範囲での無添加なんです。

まぁ、無添加=「健康に害のありそうなものは入っていない」ぐらいの感じでしょうか。

できれば完全に無添加なものを選びたいですが、少なくともドッグフードの場合は必要栄養素や酸化防止用のビタミンなどを加えることが多いので、いろんな意味で難しいかもしれません。

それに比べおやつの場合は、あくまでも補助食品なので気楽に選べるし種類もたくさんあるのがいいですね。

毎日同じものを与えていると栄養などが偏ってしまうので、なるべく違う種類のものを与える必要がありますが、

むしろ、いろんな商品を楽しめると考えればそれもおやつの魅力の1つといえます。

無添加おやつを選ぶときのコツ

さんざん無添加というフレーズを使っておいてなんですが、私は実際におやつを購入するときにあまり “無添加” かどうかを意識しません。

意識しないというよりも、購入するときにパッケージの原材料欄をチェックして素材だけで作られたものを選ぶようにしています。

ささみふりかけ原材料

例えば、鶏ささみ系のおやつなら、原材料欄に「鶏ささみ」しか記載していないものを選べば必然的に “無添加のおやつ” になりますよね。

といったことも含め、おやつを購入するときには3つくらいのことを基準に選んでいます。

  • 原材料は素材そのものしか使っていないもの
  • 肉などをベースにしたタンパク質のもの
  • なるべく値段が安くコスパに優れているもの

シンプルに「牛肉」「いわし」など、“素材のみで作られていてなるべく安い” というのがおやつ選びの基本です。

それと小麦粉等の粉ものをベースにしたビスケット系や、塩分を加えたものは選ばないようにしています。

目的別のオススメ無添加おやつ

ということでここからはオススメの無添加おやつを紹介していきます。

ここではおやつの目的を【間食用】と【しつけのトリーツ用】に別けてそれぞれのベスト3をまとめてみました。

ちなみに、1日のおやつの量は、重さではなくカロリーで決めた方が体重の管理もしやすいので、コスパの単位は「カロリー(kcal)あたり」になっています。

そのほうが水分の違うウェット系とドライ系でカロリー量に差も出ないので。

例えば1日に30kcalくらいと決めていて、「10kcal/約15円」のおやつをあげると1日分のコストは約45円ですね。

【間食用】の無添加おやつベスト3

凜太郎は朝晩2食、8ヶ月頃からずっと同じ銘柄のエサを文句も言わず(?)しっかりと食べてくれます。

その感謝の意味も込めて、毎日のお楽しみとしてお昼におやつをあげています。

なるべく違った味や食感のものをローテーションしたいのでいろいろと試しましたが、今はここで紹介する3つに落ち着きました。

鹿肉、馬肉、まぐろ、鮭、サメ、サツマイモ等々、ホントにいろんなおやつを試しましたが、売切れになる商品もけっこう多いんですよね。

「安定していつでも買える」これもこの3つを選んだ理由の1つです。

【間食用】の無添加おやつ 1位
牛肉の干し肉1
牛肉干し肉2

『仁達食品』こだわり逸品 牛干し肉
食いつき
(4.0)
固さ
(3.0)
コスパ
(4.0)
総合評価
(4.0)

いかにも食欲をそそるような風味豊かな牛肉の干し肉です。かなり大ぶりなサイズのものが入っていますが、手でも簡単にちぎれるので一口大にしてあげています。干し肉系のおやつの中では凜太郎が1番美味しそうに食べるので1位にしました。北海道産の牛肉を使用しているにもかかわらずかなりリーズナブルというのもポイントです。

原材料

コスパ

価格

カロリー

牛肉(北海道産) 10kcal/約16円 約800円
(内容量130g)
100g/380kcal
【間食用】の無添加おやつ 2位
ひとくちささみ1
ひとくちささみ2

『オーシーファーム』ひとくちささみ
食いつき
(3.5)
固さ
(4.0)
コスパ
(4.0)
総合評価
(4.0)

干し肉系の定番「鶏ささみ」のおやつはいろんなタイプがありますが、やや硬めの『ひとくちささみ』がコスパも高くてオススメです。3~4等分にした鶏ささみ肉を丸干ししたようなタイプで、1つ1つのボリュームがあるから食べ応えも十分。凜太郎も嬉しそうにガシガシ噛み砕いて食べています。他のおやつと食感でメリハリをつけるのにも最適です。

原材料

コスパ

価格

カロリー

鶏ささみ
(国内産)
10kcal/約16円 2,090円前後
(内容量400g)
100g/316kcal
【間食用】の無添加おやつ 3位
無塩健康煮干し1
無塩健康煮干し2

『サカモト』塩無添加 健康にぼし
食いつき
(4.0)
固さ
(2.0)
コスパ
(5.0)
総合評価
(4.0)

煮干しは、カルシウムやミネラルをたくさん摂れるのと、肉系のおやつだけでワンパターン化しないために取り入れています。かさが大きいのでカロリーを抑えながらたくさんあげられるのもいいですね。ただし、与えすぎると結石などの原因にもなるので日を空けながら。煮干しなら何でもいいと思いますが私は塩分を使用していない人間用のものを選んでます。

原材料

コスパ

価格

カロリー

かたくちいわし
(国内産)
10kcal/約8円 400円前後
(内容量150g)
100g/330kcal

【しつけのトリーツ用】の無添加おやつベスト3

トリーツを使う量(頻度)は飼い主さんによってまちまちだと思いますが、私はけっこう使う方なのでそれなりにこだわって選んでいます。

基本的にはカロリーが少なめでそれほど味や匂いがしないもの。

もちろん毎日のことなのでコストも重要です。

散歩で使うトリーツの場合はなるべく一口でパクッと食べられるのが理想。

1粒があまり大きいと噛み砕かないといけないので、ワンコに合ったサイズ、もしくはそのサイズに簡単にちぎれるおやつがいいですね。

【しつけのトリーツ用】の無添加おやつ 1位
ささみふりかけ1
ささみふりかけ2

『オーシーファーム』ささみふりかけ
食いつき
(4.0)
固さ
(3.0)
コスパ
(4.0)
総合評価
(4.0)

「ささみふりかけ」は、商品名こそ “ふりかけ” ですが中身は2~3cmとまぁまぁ大きな干し肉のかけらが入ってます。「ささみ細切り」というスティック状の商品を作るときに砕けた部分を集めた訳あり品って感じでかなりお得なのがいいですね。散歩のトリーツとしては大きいくらいなのでちぎって使ってます。袋の底のほうで本来の “ふりかけ” になったものはエサのトッピングに。

原材料

コスパ

価格

カロリー

鶏ささみ
(国内産)
10kcal/約15円 2,090円前後
(内容量420g)
100g/316kcal
【しつけのトリーツ用】の無添加おやつ 2位
ドライ馬肉パーフェクトプラス1
ドライ馬肉パーフェクト2

『ディアラ』ドライ馬肉パーフェクトプラス
食いつき
(4.0)
固さ
(2.0)
コスパ
(3.0)
総合評価
(3.0)

「ドライ馬肉パーフェクトプラス」は、馬肉専門の『ディアラ』が作っているこだわりのおやつです。生肉も扱っていますが(生肉がメイン?)馬の干し肉系のおやつの品揃えはかなり充実。中でもオススメは馬肉のミンチに食物繊維として海藻粉がプラスされているこの「ドライ馬肉P+」です。元々バラの状態になっていますが、片手でも簡単に砕けるちょうど良い硬さになっています。

原材料

コスパ

価格

カロリー

馬肉ミンチ・海藻粉 10kcal/約25円 1,100円
(内容量110g)
100g/393kcal
【しつけのトリーツ用】の無添加おやつ 3位
大豆コロコロ1
大豆コロコロ2

『ベストパートナー』大豆コロコロ
食いつき
(3.0)
固さ
(3.0)
コスパ
(5.0)
総合評価
(3.0)

「大豆コロコロ」は、植物性タンパク質の代表とも言える大豆を乾燥して作られたおやつです。犬のおやつはどうしても動物性のタンパク質に偏りがちなのでバランスを考えて大豆のおやつを取り入れています。ただし、大きさは1cmくらいなんですが、意外と何回か噛まないと飲み込めないため小型犬だと散歩のトリーツには向かないかもしれません。

原材料

コスパ

価格

カロリー

大豆 10kcal/約8円 600円前後
(内容量180g)
100g/400kcal

【まとめ】~メーカーを選んで指名買い?

一口に「無添加のおやつ」といっても、完全に無添加の商品もあれば天然の添加物が含まれている商品もあるので、その基準はいまひとつ曖昧なところがあります。

まぁ、体に害のあるような合成添加物が含まれていない限りそれほど気にする必要もないと思いますが、原材料欄をチェックして「鶏ささみ」「大豆」などの素材名だけ記載してある商品を選べば文字通り “無添加” の商品が選べるはずです。

おやつを食べる凜太郎

それと、信頼できるメーカーを知っておけばあとは好みで他の素材・部位のおやつも選べるので、ここでオススメのメーカーとして「オーシーファーム」「ベストパートナー」「ディアラ」の3つを簡単に紹介しておきます。

「オーシーファーム」は、ささみ系のおやつが充実しているのが特徴。オマケもけっこう貰えるし、大袋で買うと数に応じて割引率が上がります。定番の商品は売切れてもすぐに補充されます。

「ベストパートナー」は、とにかく種類が豊富でそのほとんどが素材のみの無添加おやつです。選ぶのを迷うくらい種類があって一時ハマってましたが、売切れになる商品が多いのが残念なところ。

「ディアラ」は、とりあえず馬肉系なら生肉から干し肉まで何でもありますね。実店舗では試食もさせてくれますので、馬肉に興味があって行ける範囲内ならお店に行く価値はあると思います。

無添加のおやつは「POCHI」「ILIO」など、かなり高価な商品を扱っているメーカーもありますが、コスパも考えればここで紹介しているメーカーの商品でも十分に満足できるはずです。

最後に、

間食用のおやつが必要かどうかはいろんな考え方があると思いますが、個人的には毎日同じエサを与えて「はい終わり」じゃあワンコも可哀相かなと。

エサも含めた1日のカロリー量をちゃんとコントロールできていれば、毎日違ったおやつを食べる(あげる)楽しみくらいはあった方がいいと思っています。

以上、オススメする無添加のおやつとメーカーの説明でした。あなたのおやつ選びの参考になれば幸いです。