豆柴の散歩|時間・回数などの目安~飼い主が実感した散歩の真実とは?

桜の中の凜太郎

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豆柴を飼うかどうか迷ってる、もしくはもう飼うことが決まっているというタイミングで、散歩はどのくらいすればいいのかって気になりますよね?

一般的には1日2回とか30分とか言われていますが、それって正しいのでしょうか。

この記事は、豆柴の散歩はどのくらいの時間や回数がいいのか確認しておきたいという人に向けて書きました。

豆柴の散歩|時間・回数・距離などはどのくらい?

まずは豆柴の散歩についてトレーナーさんやショップのスタッフさんに聞いた話、ネットの情報などをまとめてみました。

  • 回数:1日2回
  • 散歩時間:1回30分以上(×2)
  • 時間帯:夏は早朝や夕暮れ、冬は暖かい時間帯
  • コース:飽きないように3~5通りくらい
  • 雨の日:無理して行かなくてもいい

なかには「豆柴は散歩しなくていいですよ~」なんて言って売ろうとしてるペットショップもあるみたいですが、さすがにそれは論外です。

柴犬はとても運動量の多い犬種で、体が小さいといえ豆柴もそれなりの運動を必要とするというのが一般的な考えと言っていいでしょう。
 

雨の日の散歩に関する記事はこちら

飼い主の散歩ストレスを解消する魔法の言葉とは?

フェイントかける凜太郎

正直、凜太郎を迎え入れるときに「毎日決まった時間に決まった距離を散歩しなくてはいけない」というプレッシャーがありました。

でも、ある2つの魔法の言葉で、かなりそのプレッシャーから解放されたのでここで紹介しておきますね。

まず1つ目はペットショップのスタッフさんから聞いたこんな言葉。

「散歩はできれば毎日 “同じ時間帯に行かないほうが” いいですよ」

とくに散歩好きのワンちゃんは毎日同じ時間帯に行くと、その時間の前に要求吠えなどをしてしまいます。

こうなると、散歩に行けないときにお互いストレスになってしまうんですよね。

むしろ、飼い主の都合によって毎日時間帯を変えるくらいがちょうどいい。

この言葉はすごく勉強になりました。

2つ目はドッグトレーナーさんに聞いた言葉。

「散歩の距離は気にしなくていいですよ。なんなら30分ずっとその辺りの臭いを嗅いでるだけもいいです。」

犬の運動のために毎日ある程度の距離を歩かなくてはいけない。そう思っていましたが、犬にとって散歩とはストレス発散が主な目的だと。

歩きたければ歩くし、臭いを嗅いでいたいならずっと付き合ってあげる。

けっきょく凜太郎は毎日けっこう歩きますが(笑)、それでも飼いはじめたときに “距離は気にしなくていい” と聞いて肩の荷がおりました。

まぁ、魔法の言葉はちょっと言い過ぎかもしれませんね。

でも、「豆柴とはいえ運動量が多いから、毎日きちんと決まった距離を散歩しなくてはいけない」というプレッシャーから解放されたのは凜太郎のためにも良かったと思っています。

凜太郎の散歩時間と頻度

では実際、凜太郎は毎日どれくらい散歩をしているのか?参考までにまとめておきます。

結論から言うと、今は1日1回、1時間くらい行っています。(1歳8ヶ月)

飼いはじめて1年くらいは基本的に毎日1日2回行っていました。

散歩時間は40分~1時間くらい。一番多いときで1時間30分、つまり1日合計3時間くらい行っていたこともあります。

さすがに3時間は長すぎかもしれませんが、わたしがあまり苦にならなかったのでできるだけ長くと。

要求吠えこそしないものの、凜太郎自身も散歩に出掛けると結構歩くし散歩は好きなほうだと思っているので。

ベスト姿の凜太郎

ではなぜ1日1回にしたのか?

それは、1日2回だとウンチをしたりしなかったりで飼い主がストレスになっていたから。

実は、凜太郎は子どもの頃からたまに家の中でアピール食糞をすることがあったんです。(外でウンチしたときはやりません)

まぁ、さすがに最近はやりませんがそれでもやっぱり気になるんです、してないと。

朝の散歩でも夕方の散歩でも基本的には1回ずつ排泄するんですが、しないときはこっちがソワソワしちゃって。

で、じゃあ1日1回で試してみようと。

そうしたら、散歩に行ったらすぐにウンチしてくれるし、出るのも1日1回になったからストレスがなくなって。

食糞はあまり気にしないほうがいいという人もいますが、やっぱりできればしてほしくない。

なので、今はお互いのために(?)散歩は1日1回にして。

時間的には1時間くらい。もし凜太郎がもっと行きたそうにしていればもっと長く。あまり調子がでないときは20分でも。と、気ままにやってます。

朝に散歩へ行って、夕方にドッグランとか。

たぶんどんなワンちゃんでも基本を1日1回にしておけば、2回目があっても文句は言いませんよね。

1日1回をお勧めするわけではありませんが、必ず1日2回行かなければいけないわけでもないと思います。

それと、コースは5種類くらいあって、基本的には散歩に出た瞬間に凜太郎が向かう方へ。

車や自転車だけはとにかく気をつけて、あとは凜太郎の好きにさせてますね。

主従関係を保つために飼い主より前に行かせないとか、ヒールポジションを守らせるとかは一切していません。

その辺りの考え方はこちらの記事に書いてあります

飼い主が実感した犬の散歩の真実とは?

犬の散歩の回数や時間はいろんな説があって個人的にも試行錯誤しましたが、結局のところ、それってワンちゃんの様子をみて飼い主が判断することなのかもしれません。

一般的には、豆柴(柴犬)は運動量が多いから最低でも1日2回・30分以上と言われていますが、

実際、柴犬や豆柴でもなかにはあまり散歩が好きではない子もいるようです。

夕暮れの浜辺で凜太郎

もちろん凜太郎だって、飼い主が勝手に散歩好きだと思っているだけで、本当はあまり好きではないかもしれません。

「愛犬のためになるべく長く散歩に行く!」なんて肩肘張ってても実は飼い主の自己満足という可能性もありますよね。

時間や回数はワンちゃんに任せる(飼い主が判断する)。暑くて歩かないときもあれば、調子が良くてたくさん歩くときもある。

それで良いんじゃないかと今は思ってます。

まったく散歩に行かないという選択肢はナシですが、愛犬の気分と飼い主の気分(都合)によって臨機応変に変えてもいいくらいの気持ちで。

ワンちゃんがストレスを感じないようにするのも大切ですが、飼い主が散歩でストレスを感じないことも大切ですから。

ちなみに、散歩に行くといつも引っ張り回されて困っている(疲れる)という人は、散歩に行く前に家の中でボール遊びなどをしてから行くといいみたいですよ。

あと最後に。これ、一番大事かもしれません。

雨の日や飼い主さんが散歩に行けないという状況も考えて、ウンチとおしっこは必ず家の中(ベランダ)でもできるようにしておくこと。

「家で排泄できないから雪でも台風でも必ず1日1回は散歩に行かないといけない」という飼い主さんがいたので。

これではやっぱり大変ですよね。それこそ散歩がストレスになっちゃいます。