凜太郎の鼻に擦りむけたようなキズができたとき、「この部分、元通りに黒く治るのかな?」って心配しました。
犬の鼻のキズって心配になりますよね?
でも大丈夫。1ヶ月もしないうちに傷跡はすっかり消えて元通り黒くなりましたよ。
この記事は、犬の鼻の傷跡が元通り黒くなるか不安に思っている人に向けて書きました。検証画像もあるので参考にしてください。
【画像あり】凜太郎の鼻のキズが治っていく過程
凜太郎の鼻のキズに気づいたのは動物病院を退院したときでした。おそらく入院中に暴れてどこかに引っかけたのでしょう。
病院からはとくに何も説明はありませんでしたがちょっと出血もしていたと思います。
この画像は3日後くらいのものでだいぶ白くなっていますが、最初はもっと赤くなってましたね。
これが約2週間後の凜太郎です。この時点でもうほとんど分からないくらいまで回復。
同じく約2週間後の画像です。屋外で見ると光の加減で目立つときがある程度。
1ヶ月後には元通りの真っ黒な鼻に戻りました。よ~く見ても傷跡はありません。
犬の鼻にキズができたときの注意点
今回の記事は「犬の鼻にできたキズは治ったら元通りに黒くなるか」というテーマなので「元通り黒くなる」ということで終わりですが、犬の鼻のキズに関する注意点をまとめてみました。
動物病院で診てもらうのが基本です
今回、凜太郎のキズは深さが0.5mmくらいの擦り傷だったこともあり、とりあえず放置して様子を見ることにしました。
ただし、出血するようなキズであればやはり病院で診てもらうのが基本です。
例え軽傷にみえても菌が入って炎症を起こすこともあります。
もし病院に行かない場合でも、なるべく患部を清潔な状態に保ってしっかり経過観察しましょう。
ジクジクした状態からサラっとした状態になるのは回復傾向ですが、サラッとしていたのがジクジクしてきたら必ず病院へ。
人間用の薬を犬に塗っても大丈夫?
人間用の塗り薬などはできれば使用しないほうがいいと思います。
犬にオロナインやワセリンなどを塗っても平気と言っている獣医さんも多いので問題はないのでしょうが、少なくとも匂いが強いものは避けるべきです。
犬はもともと自己治癒力が高いので、薬などは補助的に使用する程度にしましょう。
消毒しないと化膿してしまうのでは?と思ったりしますが、消毒薬はキズを治そうとしている細胞を破壊してしまうこともあり、かえってキズを悪化させることもあるそうです。
また、ガーゼやコットンなどを頻繁にあてると、キズを治そうと頑張っている細胞を吸収してしまいキズの治りを遅らせることも。
どちらにしても、犬にとって鼻はとても敏感な部位であると同時に、常に舐めてしまう場所でもあるので、薬を塗るにしてもなるべく薄~く塗るのがオススメです。
キズではないけど鼻が剥けてるときは…
「キズではないけどいつの間にか鼻が白く(赤く)剥けている」といった場合は「皮膚炎」や「コリーノーズ(日焼け)」などの疑いがあるので注意しましょう。
それぞれ外的なキズとは治療方法も変わってくるし、放っておくと治るのが遅れるだけでなく慢性化することもあるようです。
また、鼻の皮が剥けるだけでなく周りの毛がゴソッと抜けるといった場合はなるべく早く病院に行きましょう。
「甲状腺機能低下症」など早期治療が必要な病気のサインかもしれません。
まとめ
犬の鼻のキズは、それほど深くなければ1ヶ月くらいで傷跡も消えて元通りの黒い鼻に戻ります。
ただし、薬を塗ったり消毒しすぎるとかえって症状を悪化させたり治癒を遅らせることもあるので、しっかり経過観察をして少しでも気になれば病院に行くことをお勧めします。
また、犬の鼻は病気のサインを出してくれる場所でもあるので、ケガ以外で鼻の皮が剥けている場合はなるべく早くケアしてあげましょう。